カウンセリングルームには、いろんなことで不安や哀しみ、孤独、空虚感などを感じ、心の整理がつかず困っておられる方が多く来られます。
カウンセリングが必要ない方の中でも、精神的にネガティブになっているときは特に、必要以上に落ち込んだり、気持ちの整理をつけにくく、ものの捉え方も偏ってしまうことがあります。そんな時の状態を、認知行動療法を覗いて見ることで分かり易くなります。
では、その認知行動療法とは…
あなたが、ストレス(精神的に不快な状態)を感じるような出来事が起こった時のことを想像してください。
1.まずあなたはイライラ・不安・焦り・寂しさ・・・などの気分や感情を覚えるでしょう
↓
2.1番と同時に冷や汗をかいたり、心臓がドキドキしたり、頭の中が真っ白になったり、、、と
身体反応が起こることもあるでしょう。
↓
3.そして、それによって行動を起こすでしょう。
苛立ちのあまりドアを蹴ってしまうとか
「何も出来ない」とか、そういうことも入ります。
↓
4.そして、そういう状態がグルグルと頭、心、身体を巡ります。(下の図)
この図は、認知行動療法で用いる相互作用モデルと呼ばれるものです。
あなたの内面の見取り図だと考えてください。
上図で表すのにも嬉しいことが起こった時は 良いのです。嬉しいことがグルグル頭を巡っても何の問題もありません。
ただこれがあなたをネガティブに導くことだった場合→悪循環となります。
↓
そうして、必要以上に気分が悪くなり(落ち込んだり、悲しくなったりなど)、
身体につらい症状となって表れる場合もあります。→不眠・頭痛・胃痛…など
では、あなたはどうしてこんな状態に陥ってしまったのでしょう?
★同じ出来事が起きても、とても不安になる人とそうでもない人がいます。
この差はものの捉え方の違いによるものなのです。
1の気分・感情や2の身体反応は、あなた自身でコントロールするのは難しいことです。
でも★にある「ものの捉え方」の幅を広げたり、行動を変えてみる、、、というのは、可能なのです。
こんなふうにストレス状態に反応するあなたの内側の状況を
1.認知(ものの捉え方)
2.気分、感情
3.身体反応
4.行動
・・・の4つの領域で捉え、そこに巡る悪循環をコントロール可能な認知と行動に切り込みを入れることで解消していこうとするものを認知行動療法と言います。
(カウンセリングルームReborn、足立加代子)
関連記事