自殺(権野真奈美)
前々から考えていたテーマなんだけど…
自らの意志ではなく病気や事故で人生を終える人。同時に何らかの事件によって命を奪われる人。そして、その報いとしての刑罰による死。また、とことん生命を全うする人。医学の発展により臓器移植などで命を引き延ばす人。
こんな童話の話がある。神は動物達に30年の命を与えようとするが、各動物達は、それを拒否し、それぞれ半分近くの数年を返す。でも人間だけは、30年以上の寿命を望み、動物達が拒否した年も全て人間に与えられた。
でも生きていくって事は大変な苦労がある。年月の経過は、あっという間ではあるけれど…もし人の命の尊さを知り、生きている事への感動を味わい、自分の命の期限を知れば人は、もっと活き活きと人生を満喫できたりするのでしょうか。
自殺…自らで死を選ぶ。
解決できない重荷を背負い、どうする事もできなかったのでしょう。
でも、自殺者の多くは精神に病を抱えているという事。正常な人なら、まず怖くて実行できないけど、「死んでしまいたい」と思った事もあるさ、なんていう経験者も少なくないと思います。実際、私も、そのひとりですから。
昔ある、お坊さんに「自殺とは何より罪深き悪い事」だと聞かされたりしました。でも実際に私が自殺願望から救われたのは、精神世界論によってでしたが。
今年、『ラスト・デイズ』という映画を観ました。そして自殺について考えさされるものがあったのですが。自殺といえば、芸術家に精神病。確かに自殺するのは絶対に駄目な事です。でも、その映画を観て私が感じたのは…もしかしたら、その人達は誰よりも真っ直ぐに生きようとしてたんじゃないかと。そして自分の運命さえ知っている様な、そんな気がして。
命、死、自殺、精神の病、そして運命…思わず複雑な心境に駆られてしまいました。
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